「君たちはどう生きるか」名作?迷作?あの映画は何だったのか
何度か引退宣言をしているものの、やっぱり日本のアニメ界に戻ってきてくれる宮崎駿監督。
彼の最新作が2023年7月14日に公開されました。
劇場公開まで一切情報を出さず、謎に包まれていた映画ということで話題になっています。
今回は、観る人によってとらえ方が違うというジブリ映画「君たちはどう生きるか」について解説しましょう。
宮崎駿10年ぶりの新作!実在の人物を描く
「君たちはどう生きるか」は、堀越二郎の半生を描いたアニメーション映画です。
大正から昭和の時代を背景に、宮崎駿が原作を執筆しました。
脚本や監督も手掛けており、まさに宮崎イズムがたっぷり詰まった作品となっています。
タイトルは1937年に発表された吉野源三郎の児童向け小説と同じですが、映画の内容とは異なります。
宮崎駿は子どもの頃にこの小説を読み感銘を受けたそうで、自身の作品タイトルとして「借用させてもらった」と明かしました。

「風立ちぬ」に引き続き主役に…堀越二郎とは
「君たちはどう生きるか」の主人公、眞人(まひと)少年は堀越二郎をモデルとして描かれました。
堀越二郎は群馬県藤岡市に生まれた航空技術者で、零式艦上戦闘機の設計者として知られている実在の人物です。
2013年公開のジブリ映画「風立ちぬ」でも、堀越二郎の夢と、のちの妻 菜穂子との出会いや短い結婚生活が描かれていました。
実際は佐々木須磨子という女性と見合い結婚をしており、6人の子宝にも恵まれています。
ジブリ映画「風立ちぬ」では病気によって妻を亡くす悲恋が描かれていましたが、モデルとなった堀越二郎は幸せな結婚生活を送っていたようですね。
賛否両論…難解なストーリーに困惑する人も
「君たちはどう生きるか」を視聴した人のなかには、
「何が言いたいのか分からなかった」
「難しすぎて理解できなかった」
という声も挙がっています。
物語で重要なモチーフとなる青サギは、鳥の姿と人間を行き来する不思議な生き物として描かれ、SNSでは「鳥が嫌いになったかも…」という感想が投稿されていました。
ジブリの描く生き物は可愛らしくデフォルメされたキャラクターも多いのですが、本作ではリアルを追求した場面が目立ちます。
生と死が入り混じる世界も描かれ、人気ジブリ作品とは一線を画す、複雑で含みのあるストーリーとなりました。
「君たちはどう生きるか」は、劇場公開までストーリーの内容や声優陣も明かされませんでした。
宮崎駿が何を描くのか、子供向けなのか大人向けなのかさえ分からない状態で公開の日を迎えています。
ジブリの名作となるか、それとも…
ご自分の目で観て、確かめてください。












