石原さとみが復帰後初の主演映画で豹変!「ミッシング」で魅せた新境地
日本を代表する人気女優の石原さとみが出産後初の映画主演を果たしました。
1年9ヶ月ぶりという芝居では我が子が失踪し壊れていく母親を演じています。
石原さとみの新境地といわれていますが、一体どんな映画になっているのでしょうか。
今回は、5月17日に公開された映画「ミッシング」についてご紹介します。
ミッシングのあらすじは?壊れていく母親
石原さとみが演じるのは失踪した娘を探し続ける母親・沙織里です。
ある日突然6歳の娘が消え、マスコミの報道によって世間の注目を浴びることになりました。
娘が見つからないまま3ヶ月が経ち、世間の関心が薄れていきます。
夫との温度差にもいら立ち、ケンカが絶えない日々を送っているなか、娘の失踪当日にアイドルのライブへ行っていたとSNSに投稿されてしまいます。誹謗中傷の的になってしまった沙織里は徐々に壊れはじめ、世間が望む「悲劇の母親」を演じるように…
取材テレビ局のロケ車を追いかけて絶叫したり、弟の髪をわしづかみにして罵倒したり、これまで石原さとみが演じてきた役とはかけ離れた女性の姿がそこにありました。
美のカリスマがボロボロに…主人公が憑依した石原さとみ
娘が帰らない事実と心無い言葉によって壊れていく沙織里。
彼女を演じるにあたり、石原さとみは監督に「(私を)壊してください」と願ったといいます。
常軌を逸した行動や一人の女性が見せる気迫、そして別人かと思うほど荒れた石原さとみの姿が見どころです。
ドラマやCM、雑誌で美しい姿を魅せていた美のカリスマは、傷んだ髪が乱れ、ほうれい線がくっきりと浮かび上がっています。
肌はくすみ、トレードマークである唇は乾燥しひび割れているようです。
石原さとみの全身からにじみ出る疲れが、沙織里という人物像をリアルなものにしています。
この状態を作るために髪をボディソープで洗い、添加物たっぷりの食事で体型を崩したとか。
映画撮影の後に製作されたドラマでもその影響は残っており、SNSでは「石原さとみ老けた?」などという声が挙がりました。
これはむしろ石原さとみの努力の結果であり、「ミッシング」にて新境地を拓いた彼女の代償とも言えるでしょう。

脇を固める実力派俳優にも注目!
「ミッシング」は石原さとみ演じる主人公だけでなく、周囲の人々の人生も浮き彫りにしています。
娘の失踪に対して妻との温度差ですれ違う夫や、仕事と人間らしさの板挟みに苦しむ記者、壊れていく姉に翻弄される弟、SNSで他人を攻撃する者…
誰もが登場人物と同じ状況に陥る可能性があり、どこか遠くで起こっている話ではないのです。
沙織里を取り巻く人物たちは青木崇高や中村倫也といった演技派俳優が務め、なかでも沙織里の弟・圭吾役の森優作が見せる演技は必見です。
人間の不安定さをリアルに演じ、主役の石原さとみと渡り合える演技力を感じさせました。
「ミッシング」には感動という簡単な言葉では言い表せない重さや衝撃、そして嗚咽を漏らすほどの涙が待っているといいます。
特に家族を持っている人には、直視できない世界があるかもしれません。
でも、人と人の間で生き、社会で生きる、誰もが見るべき映画であることは間違いないでしょう。












