素顔が分からない!?白塗りの次世代女性シンガー「チャペル・ローン」とは
日本時間2025年2月3日に行われた第67回グラミー賞授賞式にて、奇抜なキャラクターとルックスで話題の女性歌手チャペル・ローンが最優秀新人賞を受賞しました。
エルトン・ジョンやアデルなど、大物歌手からも絶大な支持を得ている26歳の新人シンガーは一体どのような人物なのでしょうか?
今回は、「クィア・アーティスト」とも称される次世代歌手チャペル・ローンについてご紹介しましょう。
ドラァグクイーンがテーマ!?異質パフォーマー「チャペル・ローン」
チャペル・ローンは性的マイノリティであるQueer(クィア)であり、「ステージ上で変身する」というアーティストです。
彼女にとってチャペル・ローンとは「役柄」なのだそうで、自分とは異なる別人格として存在させています。
白塗りメイクはドラァグクイーンをイメージし、誇張的な表現は彼女なりの「演技」であるとか。
楽曲に登場する人物やストーリーは彼女の創作によるもので、実体験の一部も含まれているそうです。

ビジュアルが激変!コンセプトの転換が大成功
2017年にデビューするも楽曲が売れず、レーベルをクビになったチャペル・ローン。
お金もなく、恋人とも破局して地元に帰った彼女は、ドーナツショップ店員やベビーシッターとして働きながらインディーズ活動を続けます。
転機が訪れたのは2020年、音楽プロデューサーのダン・ナイグロと制作した『Pink Pony Club』が大ヒットとなりスターダムを駆け上ります。
ピュアなメイクでデビューしたチャペルは、『My Kink is Karma』のMVにて現在のドラァグクイーン風白塗りメイクの別人格を確立させました。
2023年にはツアーを決行、各地でじわじわと人気を高めていきます。
レディー・ガガに似ている?独創的なショーが話題に
チャペル・ローンが披露するショーはたびたび、初期の頃のレディー・ガガとも比較されます。
ファンの間でライブ鑑賞の際のドレスコードが設けられたり、現地で活躍する本物のドラァグクイーンが出演したり、チャペルの舞台でしか見られない特別な演出が魅力です。
オリヴィア・ロドリゴとの共演で話題となった『HOT TO GO!』は、ライブの際に観客と盛り上がることを想定して制作されたとか。
怒りに任せてたった3分で書き上げたという『Good Luck, Babe!』も人気が高く、この楽曲が彼女をスターにしたと評価されました。
自分のセクシャリティを隠そうとする相手に対する捨て台詞は、爽快感とともに複雑な感情を抱く人も多いといいます。
このリアルさと不条理を嘆く切なさが、チャペル最大の魅力なのです。
チャペル・ローンを既存のシンガーに例えるなら、アデルやケイティ・ペリーのスタイルや楽曲に似ているかもしれません。
テイラー・スウィフトやカイリー・レイ・ジェプセンのようにキュートでポップ、「1軍女子」と呼ばれたり素敵な彼氏がいたりする女の子たちとは違います。
負の感情の中でもがいていた時期があったからこそ、突き抜けるような歌声が魂の叫びとなって多くの人の心に届くのでしょう。












